ここ最近読んだ本。
エスコンフィールドの場所がどうやって決まったのかが書かれている。
よくYouTubeで北広島市を上げ、札幌市を下げる動画が上がっている。ネット記事でもよく見る。
そして札幌ドームとのやりとりを面白おかしくまとめた動画もあった。
気になったので読んでみようと買ってみた。
そこには、エスコンフィールドをめぐる人間ドラマが濃密に書かれていた。
夢に向かってまっすぐな球団職員。
地方都市に大プロジェクトが来るかもしれないなか、奔走する北広島市の職員。
札幌市の内情。特に印象的だったのは、札幌市長。動画ではあまりいいように言われていなかったが、この本を読んでかなり印象が変わった。
自分の思い、しかし市長としての立場。反対派の意見。がんじがらめな状態。
裏にはこんなドラマがあったのかと思わされた。
そして、皆が情熱を持って取り組んでいたのである。
自分のことを思うと、いまこんな情熱を持って仕事をしているだろうか?
間違いなく萎んでいる。この人たちみたいな度を超えた情熱はムリだが、ある程度の情熱を持つことはできるのではないのか。
では情熱を持つにはどうすれば良いのか?
あれこれ考えてもなかなか答えが出ない。
こんな情熱を持って取り組んだ人たちはとてもかっこよく憧れである。
情熱を持てることはとても幸せなことではないかと思う。