歴史が好きで、動画を見る。
戦国最強と言われているのが、武田信玄。
最強の響きに弱く、弱者代表の私はすぐに飛びつく。
最強の武将をまねれば自分も最強に一歩近づくのではと、脳みそが空っぽのあほが思っております。
まず目についたのがトイレ。
信玄はトイレのスペース6畳とっていたといわれている。
それじゃあ真似しよう!となると毎日が便所飯になってしまう。
朝も昼も夜も便所飯。何が悲しくてそんなことをしなければならないのだ。
そもそも大名と弱者では位が違いすぎるのだ。
泣く泣く広いトイレはあきらめることとする。
次に真似すること。
信玄は孫子の兵法を学んでいたそうである。
ならば!と早速孫子の本を買う。しかも脳みそ空っぽ人間にもわかるような本をだ。
この本、まさにわかりやすそうである。秒でポチりましたよ、はい。
まだ読んでて途中だが興味深い。
大まかにいうと、ちゃんと作戦立てましょう。情報はちゃんと仕入れましょう。
まわりをみましょう。客観的に。慢心はだめよ。
被害は最小限にとどめましょう。
多分こんな感じのことが書いてあった。
ふと思ったのが、第二次世界大戦の日本軍のこと。
めちゃくちゃ真逆なことをやっているではないか。
そもそもちゃんと情報を立てれば戦争しなくてもよかったんじゃない?
しかも、情報を活かさず、われわれは強いでーなんとかなるのだーいけー!
はなばなしく散るのだー、みたいなことが行われた結果が悲惨な戦況になったのではないかと思う。
あくまで個人的な意見ではあるが。
そこからまたふと思ったことがあるのだ。
2018年に行われたロシアワールドカップの第3戦、日本対ポーランド。
日本はあかん時間に失点してしまう。
点を取るために責めるが、ポーランドの攻撃力はすさまじく、逆に入れられてしまう可能性があった。
そこで下した決断。
負けてても0-1で試合を終わらす。
この判断、私は素晴らしいと思った。
まあお金払ってスタジアム行った人は、金返せと怒るだろう。当然である。
そんななか、私が解せないのはそんなサッカーやるんだったら最後まで攻撃をして散れ。という意見。
日本人には華々しく散るDNAが深く刻まれているのだろうか。
考えてほしい。目的は何か。散ること?違う、グループリーグを突破することである。
散れと行っている人はグループリーグ突破できなくてもいいと思っているのか?
この戦いは、3戦トータルの勝負なのだ。
私は自分たちが1番可能性がある方法をとった西野監督に賞賛をおくりたい。
そして、散れと言っていた人たち、あんたらは目先しか見ていない人たちやねと、あっかんべーしておしりぺんぺんしたい気分である。
あくまで個人的な意見です。
世の中には全てが100%上手くいくことはない。
だけどもどんな形であれゴールはある。
うまくいかないのであれば、いかないなりにゴールを目指さなければ行けないと思う。
軽々しく散れと言うのはやはり違うと思う。
無責任で放棄をしている。
目的が見えていない、目先のことしか考えていないと感じる。
まさか孫子から第二次世界大戦、ワールドカップの話になるとは思わなかった。
個人的な思想が強すぎた日でした。